Nifty 50とSENSEXの年別リターン:1980〜2026

Nifty 50とSENSEXの年別リターン:1980〜2026

インドのNifty 50とSENSEXの年別リターン一覧。1980年以降の年末値・騰落率・ドル建てリターン、10年・20年CAGR、2026年は−13.5%。

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2026-10-23
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インド株価指数Nifty 50とSENSEXの年別騰落率:46暦年分のデータと2026年の推移

2026年10月更新。2026年10月23日終値までのデータです。2026年の行は2026年12月31日の終値をもって確定します。

要点: Nifty 50は2026年10月23日時点で年初来13.5%下落(22,600.00、2025年末は26,129.60)、SENSEXは14.2%下落しています。1991〜2025年にNifty 50は35年中27年で上昇し、年平均成長率(CAGR)は13.3%(単純平均+17.0%、中央値+13.4%)でした。直近10年(2016〜2025年)のCAGRは12.6%、直近20年(2006〜2025年)は11.7%です。SENSEXの1980〜2025年のCAGRは15.4%。最も良かった年はNifty 50が2009年(+75.8%)、SENSEXが1985年(+94.0%)。最悪の年はともに2008年(Nifty 50 −51.8%、SENSEX −52.4%)です。

このページでは、Nifty 50の年別リターンとSENSEXの年間騰落率を暦年ごとに一覧にしています。SENSEXは1980年から(1979年末の終値が起点)、Nifty 50は1991年から(データは1990年7月に始まります)掲載し、2026年の年初来も加えました。年末終値はすべて指数算出会社であるNSE Indices(インド国立証券取引所の指数会社)とBSE(ボンベイ証券取引所)の公表値で、独立したデータと照合済みです。各年の横には米ドル建てリターンと同じ年のS&P500のリターンを並べ、続いてNifty 50トータルリターン指数、10年ごとの平均、最良・最悪の年、そして下落した年の翌年に何が起きたかを掲載しています。列に特記がない限り、リターンはすべて配当を含まない価格リターンです。

Nifty 50とSENSEXの過去リターン早見表

指標(暦年の価格リターン)Sensex 1980–2025Sensex 2006–2025Sensex 2016–2025Nifty 50 1991–2025Nifty 50 2006–2025Nifty 50 2016–2025
年数462010352010
上昇した年36 (78%)17 (85%)10 (100%)27 (77%)17 (85%)10 (100%)
単純平均+19.2%+15.2%+12.8%+17.0%+15.2%+13.0%
中央値+16.3%+15.1%+11.7%+13.4%+13.5%+11.3%
年平均成長率(CAGR)+15.4%+11.7%+12.6%+13.3%+11.7%+12.6%
米ドル建てCAGR+9.5%+7.9%+9.2%+8.2%+7.9%+9.3%
標準偏差29.8ポイント26.4ポイント7.9ポイント28.5ポイント26.0ポイント8.5ポイント
最良の年1985 (+94.0%)2009 (+81.0%)2017 (+27.9%)2009 (+75.8%)2009 (+75.8%)2017 (+28.6%)
最悪の年2008 (−52.4%)2008 (−52.4%)2016 (+1.9%)2008 (−51.8%)2008 (−51.8%)2016 (+3.0%)

ポイントは三つです。第一に、表中の長期の期間ではどれも、インド株はルピー建てで年11〜15%の複利で成長してきました。SENSEXは1980年以降年15.4%、Nifty 50は1991年以降年13.3%です。第二に、その道のりは荒れていました。全期間で見ると年間リターンの標準偏差は30ポイント近くで、S&P500の約2倍です。また、少数の大幅高の年(1985年、1991年、2003年、2009年)が平均を押し上げているため、中央値は平均を下回ります。第三に、直近10年は異例なほど安定していました。両指数とも2016年から2025年まで毎年上昇し、標準偏差は約8ポイントと長期の値の4分の1にとどまりました。

Nifty 50とSENSEXの年別リターン一覧表(1980〜2026年)

SimianX AI 2段のチャート:上段は1990年7月以降のNifty 50日次終値と1979年以降のSENSEX年末終値(対数目盛)、下段はSENSEX(棒、1980〜2026年)とNifty 50(点、1991〜2026年)の暦年価格リターン
2段のチャート:上段は1990年7月以降のNifty 50日次終値と1979年以降のSENSEX年末終値(対数目盛)、下段はSENSEX(棒、1980〜2026年)とNifty 50(点、1991〜2026年)の暦年価格リターン

新しい年から順に並べています。下落年は太字です。「SENSEXの米ドル建てリターン」は、前後の年末終値をそれぞれ年末のルピー相場で米ドルに換算して計算しています(算出方法を参照)。S&P500の列は同じ暦年の米国指数の価格リターンで、当サイトのS&P500年別リターンのページから引用しています。2026年のS&P500は、今回の更新前の最後の米国市場の終値である2026年10月22日までの数字です。

年Nifty 50年末終値Nifty 50騰落率SENSEX年末終値SENSEX騰落率SENSEX米ドル建てリターンS&P500騰落率
2026年(10月23日まで)22,600.00−13.5%73,123.83−14.2%−18.8%+11.9%
202526,129.60+10.5%85,220.60+9.1%+3.9%+16.4%
202423,644.80+8.8%78,139.01+8.2%+5.2%+23.3%
202321,731.40+20.0%72,240.26+18.7%+18.1%+24.2%
202218,105.30+4.3%60,840.74+4.4%−6.1%−19.4%
202117,354.05+24.1%58,253.82+22.0%+19.7%+26.9%
202013,981.75+14.9%47,751.33+15.8%+13.1%+16.3%
201912,168.45+12.0%41,253.74+14.4%+11.5%+28.9%
201810,862.55+3.2%36,068.33+5.9%−2.8%−6.2%
201710,530.70+28.6%34,056.83+27.9%+36.1%+19.4%
20168,185.80+3.0%26,626.46+1.9%−0.6%+9.5%
20157,946.35−4.1%26,117.54−5.0%−9.5%−0.7%
20148,282.70+31.4%27,499.42+29.9%+27.6%+11.4%
20136,304.00+6.8%21,170.68+9.0%−3.4%+29.6%
20125,905.10+27.7%19,426.71+25.7%+21.5%+13.4%
20114,624.30−24.6%15,454.92−24.6%−36.3%−0.0%
20106,134.50+17.9%20,509.09+17.4%+21.6%+12.8%
20095,201.05+75.8%17,464.81+81.0%+89.5%+23.5%
20082,959.15−51.8%9,647.31−52.4%−61.4%−38.5%
20076,138.60+54.8%20,286.99+47.1%+64.7%+3.5%
20063,966.40+39.8%13,786.91+46.7%+49.5%+13.6%
20052,836.55+36.3%9,397.93+42.3%+37.0%+3.0%
20042,080.50+10.7%6,602.69+13.1%+19.0%+9.0%
20031,879.75+71.9%5,838.96+72.9%+82.2%+26.4%
20021,093.50+3.3%3,377.28+3.5%+4.1%−23.4%
20011,059.05−16.2%3,262.33−17.9%−20.5%−13.0%
20001,263.55−14.7%3,972.12−20.6%−26.1%−10.1%
19991,480.45+67.4%5,005.82+63.8%+60.1%+19.5%
1998884.25−18.1%3,055.41−16.5%−22.8%+26.7%
19971,079.40+20.1%3,658.98+18.6%+8.5%+31.0%
1996899.10−1.0%3,085.20−0.8%−2.9%+20.3%
1995908.53−23.1%3,110.49−20.8%−29.4%+34.1%
19941,182.20+13.4%3,926.90+17.4%+17.6%−1.5%
19931,042.50+36.9%3,346.06+27.9%+18.0%+7.1%
1992761.31+36.3%2,615.37+37.0%+21.7%+4.5%
1991558.63+68.8%1,908.85+82.1%+28.2%+26.3%
1990330.86起点1,048.29+34.6%+25.9%−6.6%
1989——778.64+16.9%+3.3%+27.3%
1988——666.26+50.7%+28.2%+12.4%
1987——442.17−15.7%−13.2%+2.0%
1986——524.45−0.6%−8.2%+14.6%
1985——527.36+94.0%+98.3%+26.3%
1984——271.87+7.5%−8.9%+1.4%
1983——252.92+7.2%−1.6%+17.3%
1982——235.83+3.6%−1.7%+14.8%
1981——227.72+53.6%+33.6%−9.7%
1980——148.25+24.8%+25.8%+25.8%
1979——118.76起点——

注:SENSEXは1978〜79会計年度を基準値100としています。1979年の行は1979年最後の終値(12月22日の118.76)で、1980年の起点です。Nifty 50のデータは1990年7月3日の279.02から始まり、最初の通年は1991年で、1990年の行が起点になります。1997年より前の数年は、BSEのその年最後の取引日が12月22日〜24日だったため、年末終値はそれらの日付のものです。

10万ルピー(1ラーク)はいくらになったか:3年・5年・10年・20年・30年の複利リターン

投資家が実際に一番知りたいのは、一括で投資したお金がいくらになったかです。価格指数のみで、2025年末までを計算すると次のとおりです。

保有期間(2025年末まで)Nifty 50のCAGRSENSEXのCAGRNifty 50に投資した10万ルピーの評価額
3年(2023〜2025年)+13.0%+11.9%14.4万ルピー
5年(2021〜2025年)+13.3%+12.3%18.7万ルピー
10年(2016〜2025年)+12.6%+12.6%32.9万ルピー
15年(2011〜2025年)+10.1%+10.0%42.6万ルピー
20年(2006〜2025年)+11.7%+11.7%92.1万ルピー
30年(1996〜2025年)+11.8%+11.7%287.6万ルピー

1995年11月3日に1,000で算出が始まって以来、Nifty 50は2025年末の終値26,129.60まで年11.4%の複利で上昇しました。SENSEXは1979年末の118.76から2025年末の85,220.60まで上昇し、718倍、基準値100に対しては852倍になっています。これらの数字は配当を含みません。配当を再投資すると、2000年以降のNifty 50の複利成長率は年約1.5ポイント高くなります(次の節を参照)。また、2026年の下落も含んでいません。2026年10月23日までで計算すると、3年・5年・10年の数字はこれより低くなります。

Nifty 50トータルリターン指数:配当がもたらす上乗せ

ニュースで報じられるNifty 50やSENSEXの水準は価格指数です。NSE Indicesはすべての配当を再投資するNifty 50トータルリターン指数(TRI)も公表しており、インドの投資信託は2018年からこの指数と運用成績を比較することが義務づけられています。NSE IndicesのウェブサイトにあるTRIの系列は1999年6月30日に始まるため、最初の通年は2000年です。同じ表で、ドル建て投資家にとってルピーがどう影響したかもわかります。

年Nifty 50価格リターンNifty 50 TRIリターン(配当再投資)配当の寄与年末の1ドル=ルピールピーの対ドル騰落Nifty 50米ドル建てリターン
2026年(10月23日まで)−13.5%−12.7%+0.8ポイント94.95−5.4%−18.2%
2025+10.5%+11.9%+1.4ポイント89.84−4.8%+5.2%
2024+8.8%+10.1%+1.3ポイント85.55−2.8%+5.8%
2023+20.0%+21.3%+1.3ポイント83.19−0.6%+19.3%
2022+4.3%+5.7%+1.4ポイント82.72−10.1%−6.2%
2021+24.1%+25.6%+1.5ポイント74.39−1.9%+21.8%
2020+14.9%+16.1%+1.2ポイント73.01−2.3%+12.3%
2019+12.0%+13.5%+1.5ポイント71.36−2.5%+9.2%
2018+3.2%+4.6%+1.5ポイント69.58−8.3%−5.4%
2017+28.6%+30.3%+1.6ポイント63.83+6.4%+36.9%
2016+3.0%+4.4%+1.4ポイント67.92−2.5%+0.4%
2015−4.1%−3.0%+1.0ポイント66.19−4.8%−8.6%
2014+31.4%+32.9%+1.5ポイント63.04−1.8%+29.1%
2013+6.8%+8.1%+1.3ポイント61.92−11.4%−5.4%
2012+27.7%+29.4%+1.7ポイント54.86−3.4%+23.4%
2011−24.6%−23.8%+0.8ポイント53.01−15.5%−36.3%
2010+17.9%+19.2%+1.3ポイント44.80+3.6%+22.2%
2009+75.8%+77.6%+1.8ポイント46.40+4.7%+84.0%
2008−51.8%−51.3%+0.5ポイント48.58−18.9%−60.9%
2007+54.8%+56.8%+2.0ポイント39.41+11.9%+73.2%
2006+39.8%+41.9%+2.1ポイント44.11+1.9%+42.5%
2005+36.3%+38.6%+2.3ポイント44.95−3.7%+31.2%
2004+10.7%+13.0%+2.4ポイント43.27+5.3%+16.5%
2003+71.9%+76.6%+4.7ポイント45.55+5.4%+81.1%
2002+3.3%+5.3%+2.1ポイント48.00+0.6%+3.8%
2001−16.2%−15.0%+1.1ポイント48.27−3.1%−18.8%
2000−14.7%−13.4%+1.3ポイント46.75−6.9%−20.6%

2000〜2025年にTRIは年13.2%の複利で上昇し、価格指数の11.7%を上回りました。配当の上乗せは平均で年約1.6ポイント、幅は0.5〜4.7ポイントです。2026年の年初来ではTRIが12.7%下落、価格指数は13.5%下落です。ルピーの列を見ると、海外投資家の成績が異なる理由がわかります。この26年のうち18年でルピーは対ドルで下落しており、Nifty 50のドル建てリターンはほとんどの年でルピー建てリターンを下回りました。2016〜2025年のNifty 50はルピー建てで年12.6%でしたが、米ドル建てでは9.3%にとどまり、S&P500の価格リターン12.8%を下回りました。

Nifty 50とSENSEXの最良・最悪の年

順位Nifty 50ベストNifty 50ワーストSENSEXベストSENSEXワースト
12009 (+75.8%)2008 (−51.8%)1985 (+94.0%)2008 (−52.4%)
22003 (+71.9%)2011 (−24.6%)1991 (+82.1%)2011 (−24.6%)
31991 (+68.8%)1995 (−23.1%)2009 (+81.0%)1995 (−20.8%)
41999 (+67.4%)1998 (−18.1%)2003 (+72.9%)2000 (−20.6%)
52007 (+54.8%)2001 (−16.2%)1999 (+63.8%)2001 (−17.9%)
62006 (+39.8%)2000 (−14.7%)1981 (+53.6%)1998 (−16.5%)
71993 (+36.9%)2015 (−4.1%)1988 (+50.7%)1987 (−15.7%)
82005 (+36.3%)1996 (−1.0%)2007 (+47.1%)2015 (−5.0%)
91992 (+36.3%)2016 (+3.0%)2006 (+46.7%)1996 (−0.8%)
102014 (+31.4%)2018 (+3.2%)2005 (+42.3%)1986 (−0.6%)

SENSEXが最も上昇した年は1985年で、271.87から527.36へ94.0%上昇しました。Nifty 50が最も上昇した年は2009年(+75.8%)で、両指数にとって最悪の年だった2008年(Nifty 50は51.8%下落、SENSEXは52.4%下落)からの反発でした。大幅高は大幅安の後に来る傾向があります。1999年(Nifty 50 +67.4%)は1998年(−18.1%)の後、2003年(+71.9%)は3年続いた低迷の後でした。Nifty 50の下落年は1991年以降わずか8年しかないため、ワースト10のうち2年(2016年の+3.0%と2018年の+3.2%)はプラスでした。

Nifty 50とSENSEXはどのくらいの頻度で年間マイナスになるか

SENSEXは46暦年のうち10年で下落(22%)、Nifty 50は35年のうち8年で下落(23%)しました。すべての下落年とその翌年は次のとおりです。

下落年SENSEXNifty 50SENSEX翌年Nifty 50翌年
1986−0.6%—−15.7%—
1987−15.7%—+50.7%—
1995−20.8%−23.1%−0.8%−1.0%
1996−0.8%−1.0%+18.6%+20.1%
1998−16.5%−18.1%+63.8%+67.4%
2000−20.6%−14.7%−17.9%−16.2%
2001−17.9%−16.2%+3.5%+3.3%
2008−52.4%−51.8%+81.0%+75.8%
2011−24.6%−24.6%+25.7%+27.7%
2015−5.0%−4.1%+1.9%+3.0%

下落した年の翌年、SENSEXは10回中7回上昇し、平均+21.1%でした。Nifty 50は8回中6回上昇し、平均+22.5%です。3暦年続けて下落したことは一度もなく、最長の連続下落は1986〜1987年、1995〜1996年、2000〜2001年の2年連続です。最も急激な回復は2008年の後で、SENSEXは2009年に81.0%上昇しました。直近の下落年は2015年(Nifty 50 −4.1%、SENSEX −5.0%)です。つまり2026年は10年ぶりの下落年になる見通しで、10月23日時点では2011年(−24.6%)以来最大の年間下落率です。

年間リターンの分布

暦年リターンSENSEXの年数(1980〜2025年)Nifty 50の年数(1991〜2025年)SENSEXの直近の該当年
20%以上の下落432011 (−24.6%)
10〜20%の下落332001 (−17.9%)
0〜10%の下落322015 (−5.0%)
0〜10%の上昇1062025 (+9.1%)
10〜20%の上昇862023 (+18.7%)
20〜30%の上昇652021 (+22.0%)
30〜50%の上昇552007 (+47.1%)
50%以上の上昇752009 (+81.0%)

+17〜19%程度という「平均的な年」は実際にはまれです。SENSEXで最も多かったのは0〜10%の上昇(10年)で、50%以上の上昇は7回、およそ6〜7年に1回起きています。+10〜20%に収まったのは8年(1989年、1994年、1997年、2004年、2010年、2019年、2020年、2023年)だけです。実際のところ、インド株のリターンは一気にやって来ます。ごく少数の大幅高の年が長期リターンの大半を生んでおり、それを逃すと大きな代償を払うことになります。

Nifty 50とSENSEXの10年ごとのリターン

期間SENSEX上昇年数SENSEX CAGRSENSEX累積Nifty 50 CAGRSENSEX米ドル建てCAGRS&P500 CAGR(価格)
1980年代10年中8年+20.7%+556%—+12.0%+12.6%
1990年代10年中7年+20.5%+543%+18.1%+9.6%+15.3%
2000年代10年中7年+13.3%+249%+13.4%+12.6%−2.7%
2010年代10年中8年+9.0%+136%+8.9%+4.4%+11.2%
2020〜2025年6年中6年+12.9%+107%+13.6%+8.6%+13.3%

1990年代のNifty 50の数字は、最初の9年間の通年である1991〜1999年を対象としています。

ルピー建てで最も強かったのは1980年代と1990年代で、SENSEXは年約20〜21%の複利で上昇しましたが、その多くは通貨安を反映したものでした。米ドル建てでは1990年代は年9.6%で、S&P500の15.3%を下回っています。2000年代は立場が逆転し、SENSEXはルピー建てで年13.3%、ドル建てで12.6%上昇した一方、S&P500は年2.7%下落しました。2010年代はこれまでのところインドにとって最も弱い10年でした(ルピー建て9.0%、ドル建て4.4%)。2020〜2025年はSENSEXが6年すべてで上昇しました。

Nifty 50とS&P500の比較:ルピー建てとドル建てのリターン

1980〜2025年の46年間を通して見ると、米ドル建てのSENSEXは年9.5%の複利で上昇し、同じ期間のS&P500の価格リターン9.4%とほぼ同じで、46年中23年でS&P500を上回りました。ルピー建てではSENSEXは年15.4%です。両者の差を生んだのはルピーです。ルピーは1979年末の1ドル=8.00ルピーから2025年末の89.84ルピーへと年約5.4%のペースで下落し、ドルに対する価値の91%を失いました。当サイトの米ドル為替レートの年別推移のページに、1947年の平価までさかのぼるルピーの年別一覧があります。

近年は米国が優勢でした。2016〜2025年はS&P500がドル建てで年12.8%、ドル建てのNifty 50は9.3%、2006〜2025年は8.9%対7.9%です。2000年から測るとインドがなおリードしています(ドル建てでNifty 50が年8.6%、S&P500が6.1%)が、これはS&P500がこの期間をドットコム・バブルの頂点から始めたためです。インドの投資家から見ると比較は逆になります。ルピー安は米国資産のルピー建て価値を押し上げるため、「ルピー建てのS&P500リターン」はドル建ての数字より高くなります。ルピー建てのほかの指標は、金価格の年別推移(ヒンディー語ページでは10グラムあたりのルピー価格)とビットコインの年別リターン(ヒンディー語ページではルピー建て)をご覧ください。

連続上昇と連続下落

  • 最長の連続上昇: 2016年から2025年までの10年で、Nifty 50とSENSEXの両方です。SENSEXのそれまでの記録は1988〜1994年の7年で、次に長いのは1980〜1985年と2002〜2007年の6年です。
  • 最長の連続下落: 2年で、3回あります(SENSEXは1986〜1987年、1995〜1996年、2000〜2001年、Nifty 50は1995〜1996年と2000〜2001年)。
  • 1年で最大の振れ幅: SENSEXの2008年の−52.4%から2009年の+81.0%への反転です。

2026年の推移

2026年10月23日の終値で、Nifty 50は22,600.00と2025年末の終値26,129.60から13.5%下落、SENSEXは73,123.83と85,220.60から14.2%下落しています。両指数とも年明け2営業日目の2026年1月2日に終値の最高値(Nifty 50が26,328.55、SENSEXが85,762.01)をつけ、10月8日に年初来安値(22,231.80と71,593.24)をつけました。最高値からの下落率はそれぞれ15.6%と16.5%です。配当込みのNifty 50 TRIは12.7%の下落です。

ドル建ての投資家にとっては損失がさらに大きくなります。ルピーは1ドル=89.84ルピーから94.95ルピー(10月23日の欧州中央銀行の参照クロスレート)へ下落したため、Nifty 50は米ドル建てで18.2%下落しています。同じ期間にS&P500は10月22日までで11.9%上昇しており、ドル建てSENSEX(−18.8%)との差は約30ポイントです。この表で差が最も大きかったのは1995年(ドル建てSENSEX −29.4%、S&P500 +34.1%)です。2026年をNifty 50が26,129.60を下回って終えれば、10年連続の上昇は途切れます。年間で横ばいに戻すには、残りの数週間で10月23日の水準から約15.6%上昇する必要があります。

インドの株価指数リターンの読み方

  1. 暦年と会計年度。 このページは暦年(1月〜12月)を使っています。インドの企業、投資信託の月次レポート、税制は4月〜翌年3月の会計年度を使うことが多いため、「FY26のリターン」はこのページの2025年や2026年の行とは一致しません。
  2. 価格指数とトータルリターン。 Nifty 50やSENSEXの水準は配当を含まず、配当は2000年以降年約1.6ポイントを上乗せしてきました。投資信託の運用成績はTRIと比較されます。
  3. 単純平均と複利成長率。 年平均リターン(1991年以降のNifty 50で+17.0%)は各年の数字の算術平均で、複利成長率(+13.3%)こそが長期保有の投資家が実際に得たリターンです。年間の振れ幅が±30ポイントもあるため、両者の差は大きくなります。
  4. ルピーとドル、そしてインフレ。 これらは名目のルピー建てリターンです。この期間の大半でインドのインフレ率は米国より高く、それがルピー安に表れています。ドル建ての列は、より強い通貨でリターンを見るためのおおまかな目安です。
  5. 遡及計算されたデータ。 Nifty 50の算出開始は1995年11月で、NSE Indicesが1990年7月まで値を遡及計算しています。SENSEXは1986年に初めて算出され、値は1979年までさかのぼります。

SimianXのライブ・マルチエージェント分析では、Nifty 50に米ドル建てで連動するiShares India 50 ETF(INDY)を通じてインド株を追跡でき、Market Pulseは相場を動かすニュースを速報と同時にスコア化します。米国市場の取引時間を現地時間で確認するには、米国株の取引時間(日本時間)の表をご利用ください。SimianXの市場史の資料ページはすべて市場史トピックのハブページにまとめています。

このページの更新方法

2026年の行は年内に随時更新し(更新のたびに冒頭の行と要点の日付を差し替えます)、12月最後の取引日の後に表全体を1年進めます。2026年の行は通年となり、2027年が新たな年初来の行として始まります。更新のたびにNSE IndicesとBSEから年末終値をダウンロードし直し、Yahoo FinanceとCNBCとの照合をやり直し、このページのすべての平均、CAGR、表を同じデータから再計算します。

よくある質問

Nifty 50の2026年の年初来リターンは?

2026年10月23日時点で、価格ベースで−13.5%(22,600.00、2025年末は26,129.60)、配当込みのNifty 50 TRIでは−12.7%です。米ドル建てでは18.2%の下落です。同じ期間にSENSEXは14.2%下落しています。

Nifty 50の直近10年の平均リターンは?

2016〜2025年のNifty 50の価格リターンは平均で年+13.0%、複利成長率(CAGR)は12.6%でした。10年すべてがプラスで、2016年の+3.0%から2017年の+28.6%まででした。配当を含めると、TRIは年14.0%の複利で上昇しています。

SENSEXの直近20年の平均リターンは?

2006〜2025年のSENSEXは平均で年+15.2%、中央値は+15.1%、複利成長率は11.7%でした。20年中17年で上昇し、下落年は2008年(−52.4%)、2011年(−24.6%)、2015年(−5.0%)です。

SENSEXが最も上昇した年は?

1985年で、94.0%の上昇です。次いで1991年(+82.1%)、2009年(+81.0%)、2003年(+72.9%)、1999年(+63.8%)です。Nifty 50が最も上昇した年は2009年(+75.8%)です。

Nifty 50とSENSEXの最悪の年は?

2008年で、Nifty 50は51.8%、SENSEXは52.4%下落しました。SENSEXでそれに次ぐのは2011年(−24.6%)、1995年(−20.8%)、2000年(−20.6%)です。

Nifty 50はどのくらいの頻度で年間マイナスになる?

1991〜2025年の35暦年のうち8年(23%)です。SENSEXは1980年以降46年のうち10年(22%)で下落しました。どちらも3年連続で下落したことはありません。

Nifty 50の算出開始以来のCAGRは?

1995年11月3日の1,000での算出開始から2025年末(26,129.60)まで、価格指数で年11.4%です。遡及計算されたデータを含めると、1991〜2025年のCAGRは13.3%です。

Nifty 50はS&P500に勝ってきたか?

ルピー建てでは、ほとんどの長期の期間で勝っています。米ドル建てでは期間次第で、2000〜2025年はインドが優勢(年8.6%対6.1%)ですが、2006〜2025年(7.9%対8.9%)と2016〜2025年(9.3%対12.8%)はS&P500が優勢です。1980〜2025年では、ドル建てのSENSEXとS&P500はほぼまったく同じ率で複利成長しました。

算出方法とデータの出典

  • Nifty 50の年末終値は、指数算出会社(旧IISL)であるNSE Indicesが公表している過去データから取得し、CNBC(.NSEI、1995年11月以降)とYahoo Finance(^NSEI、2007年以降)と照合しました。このページで使った年末終値はすべて3者で一致しています。1990年7月〜1995年11月の値はNSE Indicesによる遡及計算で、2つ目の情報源はありません。
  • SENSEXの年末終値はBSEの指数アーカイブから取得し、CNBCの過去データ(1990年以降)とYahoo Finance(^BSESN、1997年以降)と照合しました。すべての年末終値が一致しています。1979〜1989年の値はBSEのみが出典です。
  • Nifty 50 TRIはNSE Indicesのウェブサイトのトータルリターン指数データ(1999年6月30日以降)です。
  • 各年末の対ドル・ルピー相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のH.10によるニューヨーク正午レート(FRED DEXINUS)で、当サイトのドル為替ページと同じ系列です。1992年は二重為替相場制のもとでの市場レート(29.00、公定レートは26.20)を使っています。2026年10月23日のレートは欧州中央銀行(ECB)のユーロ参照レートによるクロスレート(94.95)で、Yahoo Finance(94.93)と照合しました。ドル建てリターン=(1+ルピー建てリターン)×期初レート÷期末レート−1。
  • S&P500のリターンは当サイトのS&P500年別ページの価格リターンです(Yahoo Finance ^GSPC、CNBCおよびNYU Sternと照合)。
  • 平均は暦年リターンの算術平均、CAGRは幾何平均、標準偏差は年間リターンの母標準偏差です。年末=その暦年の最終取引日。
  • データ集計日は2026年10月23日です。このページは情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。

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