ダウ平均 年別騰落率一覧:1915–2026年の全年データ表

ダウ平均 年別騰落率一覧:1915–2026年の全年データ表

ダウ平均の年別騰落率(1915–2026年)を毎年S&P500・ナスダックと比較。10年ごとの平均、最高と最悪の年、大台到達日、2026年年初来+8.6%。

2026-10-16
·
44分で読める
マーケットパルス
記事を聴く

ダウ工業株30種平均の年間騰落率:1915年以降の全暦年と2026年の途中経過

2026年10月更新。データは2026年10月15日の終値まで。2026年の行は2026年12月31日の終値確定後に更新します。

要点: 1915年から2025年まで、ダウ工業株30種平均の価格リターンは年平均+8.3%(中央値+10.9%、年複利6.3%)でした。111年のうち76年で上昇しました。最高の年は1915年の+81.7%、最悪の年は1931年の−52.7%。2026年は10月15日時点で+8.6%、終値は52,177.69ドルです。

このページでは、1915年から2025年までの全暦年と2026年年初来のダウ平均の年別騰落率を掲載しています。各年末終値は、少なくとも2つの独立したデータソースで照合済みです。ダウの各数値の隣には、同じ年のS&P500のリターン(1928年以降)とナスダック総合指数のリターン(1972年以降)を並べました。あわせて、10年ごとの平均、最高と最悪の年、ダウが暦年で下落する頻度、1929年の高値を取り戻すまでにかかった25年、20%以上の下落のすべて、そして500ドルから50,000ドルまでの各大台を初めて終値で超えた日付も取り上げます。

ダウ平均の過去のリターン早見表

指標(暦年の価格リターン)1915–20251929–20251950–20251976–20251996–20252016–2025
年数1119776503010
上昇した年76(68%)66(68%)55(72%)37(74%)22(73%)8(80%)
平均(算術平均)+8.3%+7.1%+8.6%+9.3%+8.8%+11.2%
中央値+10.9%+8.4%+11.4%+12.4%+12.0%+13.2%
年複利成長率+6.3%+5.4%+7.5%+8.4%+7.8%+10.7%
標準偏差20.2ポイント18.5ポイント15.2ポイント13.8ポイント14.0ポイント10.4ポイント

1914年末の終値54.58ドルから2025年末の終値48,063.29ドルまでに、ダウは約881倍、配当を除いて年6.3%上昇しました。中央値の年(+10.9%)が平均を上回っているのは、1931年、2008年、1930年といった少数の大幅下落が平均を押し下げているためです。1929年を起点とする期間が6つの中で最も弱いのは、1929–1932年の大暴落から始まるためです。1950年以降は、おおむね10年のうち7年がプラスでした。

ダウ平均の年別騰落率:1915–2026年の全年データ

SimianX AI ダウ工業株30種平均の1915年から2026年年初来までの暦年価格リターンの棒グラフ。1915年、1933年、1928年、1954年、1931年、2008年、1974年に注記があり、平均は+8.3%
ダウ工業株30種平均の1915年から2026年年初来までの暦年価格リターンの棒グラフ。1915年、1933年、1928年、1954年、1931年、2008年、1974年に注記があり、平均は+8.3%

新しい年から順に並べています。ダウが下落した年は太字です。数値はすべて価格リターン(配当を除く)です。S&P500の列は当サイトのS&P500年別リターン一覧と同じ数値を、ナスダックの列はナスダック年別リターン一覧の数値を使っています。

年年末終値騰落幅(ドル)ダウ平均S&P500ナスダック
2026年(10月15日まで)52,177.69+4,114.40+8.6%+13.1%+14.9%
202548,063.29+5,519.07+13.0%+16.4%+20.4%
202442,544.22+4,854.68+12.9%+23.3%+28.6%
202337,689.54+4,542.29+13.7%+24.2%+43.4%
202233,147.25−3,191.05−8.8%−19.4%−33.1%
202136,338.30+5,731.82+18.7%+26.9%+21.4%
202030,606.48+2,068.04+7.2%+16.3%+43.6%
201928,538.44+5,210.98+22.3%+28.9%+35.2%
201823,327.46−1,391.76−5.6%−6.2%−3.9%
201724,719.22+4,956.62+25.1%+19.4%+28.2%
201619,762.60+2,337.57+13.4%+9.5%+7.5%
201517,425.03−398.04−2.2%−0.7%+5.7%
201417,823.07+1,246.41+7.5%+11.4%+13.4%
201316,576.66+3,472.52+26.5%+29.6%+38.3%
201213,104.14+886.58+7.3%+13.4%+15.9%
201112,217.56+640.05+5.5%−0.003%−1.8%
201011,577.51+1,149.46+11.0%+12.8%+16.9%
200910,428.05+1,651.66+18.8%+23.5%+43.9%
20088,776.39−4,488.43−33.8%−38.5%−40.5%
200713,264.82+801.67+6.4%+3.5%+9.8%
200612,463.15+1,745.65+16.3%+13.6%+9.5%
200510,717.50−65.51−0.6%+3.0%+1.4%
200410,783.01+329.09+3.1%+9.0%+8.6%
200310,453.92+2,112.29+25.3%+26.4%+50.0%
20028,341.63−1,679.87−16.8%−23.4%−31.5%
200110,021.50−765.35−7.1%−13.0%−21.1%
200010,786.85−710.27−6.2%−10.1%−39.3%
199911,497.12+2,315.69+25.2%+19.5%+85.6%
19989,181.43+1,273.18+16.1%+26.7%+39.6%
19977,908.25+1,459.98+22.6%+31.0%+21.6%
19966,448.27+1,331.15+26.0%+20.3%+22.7%
19955,117.12+1,282.68+33.5%+34.1%+39.9%
19943,834.44+80.35+2.1%−1.5%−3.2%
19933,754.09+452.98+13.7%+7.1%+14.7%
19923,301.11+132.28+4.2%+4.5%+15.5%
19913,168.83+535.17+20.3%+26.3%+56.8%
19902,633.66−119.54−4.3%−6.6%−17.8%
19892,753.20+584.63+27.0%+27.3%+19.3%
19882,168.57+229.74+11.8%+12.4%+15.4%
19871,938.83+42.88+2.3%+2.0%−5.3%
19861,895.95+349.28+22.6%+14.6%+7.4%
19851,546.67+335.10+27.7%+26.3%+31.4%
19841,211.57−47.07−3.7%+1.4%−11.2%
19831,258.64+212.10+20.3%+17.3%+19.9%
19821,046.54+171.54+19.6%+14.8%+18.7%
1981875.00−88.99−9.2%−9.7%−3.2%
1980963.99+125.25+14.9%+25.8%+33.9%
1979838.74+33.73+4.2%+12.3%+28.1%
1978805.01−26.16−3.1%+1.1%+12.3%
1977831.17−173.48−17.3%−11.5%+7.3%
19761,004.65+152.24+17.9%+19.1%+26.1%
1975852.41+236.17+38.3%+31.5%+29.8%
1974616.24−234.62−27.6%−29.7%−35.1%
1973850.86−169.16−16.6%−17.4%−31.1%
19721,020.02+129.82+14.6%+15.6%+17.2%
1971890.20+51.28+6.1%+10.8%—
1970838.92+38.56+4.8%+0.1%—
1969800.36−143.39−15.2%−11.4%—
1968943.75+38.64+4.3%+7.7%—
1967905.11+119.42+15.2%+20.1%—
1966785.69−183.57−18.9%−13.1%—
1965969.26+95.13+10.9%+9.1%—
1964874.13+111.18+14.6%+13.0%—
1963762.95+110.85+17.0%+18.9%—
1962652.10−79.04−10.8%−11.8%—
1961731.14+115.25+18.7%+23.1%—
1960615.89−63.47−9.3%−3.0%—
1959679.36+95.71+16.4%+8.5%—
1958583.65+147.96+34.0%+38.1%—
1957435.69−63.78−12.8%−14.3%—
1956499.47+11.07+2.3%+2.6%—
1955488.40+84.01+20.8%+26.4%—
1954404.39+123.49+44.0%+45.0%—
1953280.90−11.00−3.8%−6.6%—
1952291.90+22.67+8.4%+11.8%—
1951269.23+33.82+14.4%+16.3%—
1950235.41+35.28+17.6%+21.7%—
1949200.13+22.83+12.9%+10.5%—
1948177.30−3.86−2.1%−0.7%—
1947181.16+3.96+2.2%0.0%—
1946177.20−15.71−8.1%−11.9%—
1945192.91+40.59+26.6%+30.7%—
1944152.32+16.43+12.1%+13.8%—
1943135.89+16.49+13.8%+19.4%—
1942119.40+8.44+7.6%+12.4%—
1941110.96−20.17−15.4%−17.9%—
1940131.13−19.11−12.7%−15.1%—
1939150.24−4.52−2.9%−5.2%—
1938154.76+33.91+28.1%+24.5%—
1937120.85−59.05−32.8%−38.6%—
1936179.90+35.77+24.8%+27.9%—
1935144.13+40.09+38.5%+41.4%—
1934104.04+4.14+4.1%−4.7%—
193399.90+39.97+66.7%+44.1%—
193259.93−17.97−23.1%−14.8%—
193177.90−86.68−52.7%−47.1%—
1930164.58−83.90−33.8%−28.5%—
1929248.48−51.52−17.2%−11.9%—
1928300.00+97.60+48.2%+37.9%—
1927202.40+45.20+28.8%——
1926157.20+0.54+0.3%——
1925156.66+36.15+30.0%——
1924120.51+24.99+26.2%——
192395.52−3.21−3.3%——
192298.73+17.63+21.7%——
192181.10+9.15+12.7%——
192071.95−35.28−32.9%——
1919107.23+25.03+30.5%——
191882.20+7.82+10.5%——
191774.38−20.62−21.7%——
191695.00−4.15−4.2%——
191599.15+44.57+81.7%——

注記:この表が1915年から始まるのは、ニューヨーク証券取引所が1914年7月31日から12月11日まで閉鎖され、1914年12月の取引再開以降のダウの数値が、のちに1916年10月に採用された20銘柄の構成で再計算されたためです。この断絶の前後の数値は同じ基準ではないため、1914年のリターンは掲載していません。ここで使ったすべてのソースは、1914年末の終値54.58ドルで一致しています。1979年末の終値は、CNBC、保存されたダウ終値表、ウィキペディアの年次表では838.74ドル、MeasuringWorthでは838.71ドルで、838.74ドルを採用しました。2000年と2001年は、MeasuringWorthとCNBCが10,786.85ドルと10,021.50ドル、ヤフーファイナンスと保存された表が10,787.99ドルと10,021.57ドルで、どちらの年もリターンへの影響は0.02ポイント未満です。S&P500の2011年のリターンは−0.003%(1,257.64から1,257.60)で、1947年は横ばいでした。

ダウ、S&P500、ナスダックの同年比較

1972–2025年(54年)ダウ平均S&P500ナスダック総合指数
上昇した年394040
年平均リターン+8.8%+9.5%+13.5%
年リターンの中央値+12.4%+13.1%+15.7%
年複利成長率+7.7%+8.1%+10.3%
標準偏差15.2ポイント16.7ポイント25.3ポイント
最高の年+38.3%(1975年)+34.1%(1995年)+85.6%(1999年)
最悪の年−33.8%(2008年)−38.5%(2008年)−40.5%(2008年)
30%以上上昇した年2312
20%以上下落した年237
終値最高値からの最大下落−53.8%(2007–2009年)−56.8%(2007–2009年)−77.9%(2000–2002年)
1971年末の100ドルの成長後の額5,399ドル6,705ドル20,366ドル

3指数がそろって存在した54年間で、ダウは値動きが最も小さく、リターンも最も低い指数でした。標準偏差はダウが15.2ポイント、S&P500が16.7、ナスダックが25.3で、年複利はダウの7.7%に対し、それぞれ8.1%と10.3%です。ダウが3指数の中で首位だったのは18年、最下位だったのは26年でした。3指数そろって上昇したのは36年、そろって下落したのは10年で、1973年、1974年、1981年、1990年、2000年、2001年、2002年、2008年、2018年、2022年です。ほかの2指数が下落する中でダウが上昇したのは1994年と2011年、2指数が上昇する中でダウが下落したのは1978年と2005年でした。

ダウの下げの小ささは、悪い年に表れます。2022年はダウが−8.8%に対し、S&P500は−19.4%、ナスダックは−33.1%。2002年はダウ−16.8%に対し−23.4%と−31.5%。2000年はダウ−6.2%に対し−10.1%と−39.3%でした。反対の面は、大型ハイテク株が強い年に表れます。2023年はダウの+13.7%に対し、S&P500は+24.2%、ナスダックは+43.4%、2024年はダウの+12.9%に対し+23.3%と+28.6%でした。直近10年でダウがS&P500を上回ったのは4年(2016年、2017年、2018年、2022年)です。

1929年から2025年までのより長い期間では、ダウとS&P500は97年のうち90年で同じ方向に動き、年間リターンの相関係数は0.96でした。年複利はダウが5.4%、S&P500が6.0%で、ダウが上回ったのは97年中42年です。ダウのリードが最も大きかったのは1933年(22.6ポイント)と2022年(10.7)、遅れが最も大きかったのは1980年(10.8ポイント)、1998年(10.6)、2023年(10.5)、2024年(10.4)でした。

違いは指数の作り方から生じます。ダウは米国の大企業30社で構成される株価加重型指数で、各銘柄の比重は時価総額ではなく株価に比例します。S&P500は時価総額加重の約500社、ナスダック総合指数はナスダックに上場するすべての普通株を時価総額で加重し、ハイテクに集中しています。最大手ハイテク企業がS&P500に占める比率は、当サイトのマグニフィセント・セブン集中度の分析で取り上げています。

ダウ平均の10年ごとの年間リターン

SimianX AI ダウ工業株30種平均とS&P500の10年ごとの年複利価格リターンを比べた棒グラフ。1930年代から2020–2025年まで
ダウ工業株30種平均とS&P500の10年ごとの年複利価格リターンを比べた棒グラフ。1930年代から2020–2025年まで
年代上昇した年平均年複利累積最高の年最悪の年S&P500の年複利
1915–19195年中3年+19.3%+14.5%+96.5%1915年(+81.7%)1917年(−21.7%)—
1920年代10年中7年+11.5%+8.8%+131.7%1928年(+48.2%)1920年(−32.9%)—
1930年代10年中5年+1.7%−4.9%−39.5%1933年(+66.7%)1931年(−52.7%)−5.3%
1940年代10年中6年+3.7%+2.9%+33.2%1945年(+26.6%)1941年(−15.4%)+3.0%
1950年代10年中8年+14.1%+13.0%+239.5%1954年(+44.0%)1957年(−12.8%)+13.6%
1960年代10年中6年+2.6%+1.7%+17.8%1961年(+18.7%)1966年(−18.9%)+4.4%
1970年代10年中6年+2.1%+0.5%+4.8%1975年(+38.3%)1974年(−27.6%)+1.6%
1980年代10年中8年+13.3%+12.6%+228.3%1985年(+27.7%)1981年(−9.2%)+12.6%
1990年代10年中9年+15.9%+15.4%+317.6%1995年(+33.5%)1990年(−4.3%)+15.3%
2000年代10年中5年+0.6%−1.0%−9.3%2003年(+25.3%)2008年(−33.8%)−2.7%
2010年代10年中8年+11.1%+10.6%+173.7%2013年(+26.5%)2018年(−5.6%)+11.2%
2020–20256年中5年+9.5%+9.1%+68.4%2021年(+18.7%)2022年(−8.8%)+13.3%

ダウにとって最も強かった10年は1990年代で、指数は2,753.20ドルから11,497.12ドルへと上昇し(+317.6%)、下落したのは1990年の1年だけでした。マイナスで終わった10年は1930年代と2000年代の2つで、1960年代と1970年代は合わせても23.5%しか上昇していません。ダウは1972年11月に初めて終値で1,000ドルを超えましたが、1979年末は838.74ドルと、1965年の水準を下回って終わりました。1930年以降の10の完全な10年のうち6つで、ダウとS&P500の年複利の差は1ポイント以内でした。2000年代はダウが年1.7ポイント上回り、1960年代、1970年代、2020–2025年はS&P500が上回りました。各年代の市場全体の高値と安値の日付は、1929年以降のS&P 500ベア相場全記録にまとめています。

ダウ平均の最高の年と最悪の年

順位最高の年価格リターン最悪の年価格リターン
11915+81.7%1931−52.7%
21933+66.7%2008−33.8%
31928+48.2%1930−33.8%
41954+44.0%1920−32.9%
51935+38.5%1937−32.8%
61975+38.3%1974−27.6%
71958+34.0%1932−23.1%
81995+33.5%1917−21.7%
91919+30.5%1966−18.9%
101925+30.0%1977−17.3%

ダウにとって最高の年は1915年で、指数は54.58ドルから99.15ドルへ81.7%上昇しました。第一次世界大戦の最初の完全な1年で、取引所は1914年12月に再開していました。1950年以降で最高の年は1954年(+44.0%)で、ダウはこの年に初めて1929年の高値を超えました。最悪の年は1931年(−52.7%)で、大恐慌期の4年連続の下落の3年目にあたります。第二次世界大戦後で最悪だったのは世界金融危機の2008年(−33.8%)で、1930年との差はわずか0.07ポイントでした。大きな下落の後には大きな上昇が続く傾向があり、1933年は1929–1932年の後、1975年は1973–74年の後、2009年(+18.8%)は2008年の後に来ています。こうした年の中で最悪だった1日——ダウが1日で22.6%下落しながらも年間では2.3%上昇した1987年10月19日を含む——は、S&P 500史上最悪の20日間で取り上げています。

ダウ平均が1年で下落する頻度は?

1915年から2025年まで、ダウは111の暦年のうち35年で下落(32%)し、残る76年で上昇しました。1950年以降では76年中21年(28%)で下落しています。下落の多くは小幅でした。

暦年の価格リターン年数割合該当年または直近の年
30%以上の下落55%1920、1930、1931、1937、2008
20%〜30%の下落33%1917、1932、1974
10%〜20%の下落109%直近:2002年(−16.8%)
0%〜10%の下落1715%直近:2022年(−8.8%)
0%〜10%の上昇1917%直近:2020年(+7.2%)
10%〜20%の上昇2825%直近:2025年(+13.0%)
20%〜30%の上昇2018%直近:2019年(+22.3%)
30%〜50%の上昇76%直近:1995年(+33.5%)
50%以上の上昇22%1915、1933

最も多かったのは10%〜20%の上昇(28年)です。20%を超えて下落したのは111年中8年だけで、そのうち5年は1917年から1937年の間に集中しています。連続した下落の年はまれで、最長は1929–1932年の4年、次いで1939–1941年と2000–2002年の3年でした。上昇が続いた最長期間は1991–1999年の9年です。35回の下落の年の翌年は25回上昇し、平均は+8.8%でした。

1929年の大暴落と、1954年まで25年かかった回復

ダウの歴史を決定づける局面は、1920年代の強気相場の後に訪れました。この10年で指数は2倍以上(+131.7%)になり、1928年だけで48.2%上昇していました。ダウは1929年9月3日に381.17ドルの終値最高値をつけます。1929年10月の大暴落では、10月26日(土曜日)の終値298.97ドルから10月29日(火曜日)の230.07ドルまで、2営業日で23.0%下落し、その後も下落はさらに3年近く続いて、1932年7月8日の41.22ドルに達しました。高値からの下落率は89.2%です。暦年で見ると、1929年(−17.2%)、1930年(−33.8%)、1931年(−52.7%)、1932年(−23.1%)を合わせて、年末終値は300.00ドルから59.93ドルへと80.0%下落しました。

回復は一直線ではありませんでした。ダウは1932年の安値から372%上昇して1937年3月10日に194.40ドルをつけた後、1938年3月31日までに49.1%下落して98.95ドルとなり、さらに1939年9月から1942年4月にかけて40.4%下落しました。この下落には、真珠湾攻撃への市場の反応も含まれます(当サイトの真珠湾攻撃と市場の分析を参照)。ダウが再び381.17ドルを上回って引けたのは1954年11月23日(382.74ドル)で、1929年の高値から25年2か月半後のことでした。暦年のリターンで見ると、1954年は指数の歴史上4番目に良い年です。その後の下落局面の回復期間は、当サイトの弱気相場の回復期間一覧で比較しています。

1915年以降のダウの20%以上の下落すべて

高値(終値)安値(終値)下落率高値を回復した日
1916年11月21日(110.15)1917年12月19日(65.95)−40.1%1919年7月9日
1919年11月3日(119.62)1921年8月24日(63.90)−46.6%1924年12月31日
1929年9月3日(381.17)1932年7月8日(41.22)−89.2%1954年11月23日¹
1961年12月13日(734.91)1962年6月26日(535.76)−27.1%1963年9月5日
1966年2月9日(995.15)1970年5月26日(631.16)−36.6%1972年11月10日
1973年1月11日(1,051.70)1974年12月6日(577.60)−45.1%1982年11月3日
1987年8月25日(2,722.42)1987年10月19日(1,738.74)−36.1%1989年8月24日
1990年7月16日(2,999.75)1990年10月11日(2,365.10)−21.2%1991年4月17日
2000年1月14日(11,722.98)2002年10月9日(7,286.27)−37.8%2006年10月3日
2007年10月9日(14,164.53)2009年3月9日(6,547.05)−53.8%2013年3月5日
2020年2月12日(29,551.42)2020年3月23日(18,591.93)−37.1%2020年11月16日
2022年1月4日(36,799.65)2022年9月30日(28,725.51)−21.9%2023年12月13日

¹ 下落率は、終値最高値から、指数がその最高値を回復するまでの最安終値までで測っています。1929年から1954年の間、ダウは1937–38年に49.1%、1939–42年に40.4%下落していますが、いずれも1929年の最高値を下回った水準から始まっており、同じ局面の一部です。

111年間で20%以上の下落が12回あり、およそ9年に1回の計算です。2000年1月の高値から2002年10月までの下落率はダウが37.8%で、同じような期間にナスダック総合指数は77.9%下落しました。2025年の下落は終値ベースで20%に届きませんでした。ダウは2024年12月4日の45,014.04ドルから2025年4月8日の37,645.59ドルまで16.4%下落し、2025年8月22日に以前の高値を再び上回って引けています。

ダウ平均の大台:1,000ドルから50,000ドルまで初めて終値で超えた日

SimianX AI 1915年から2026年までのダウ工業株30種平均の対数目盛り折れ線グラフ。1,000ドル、10,000ドル、20,000ドル、30,000ドル、40,000ドル、50,000ドルを初めて終値で超えた点を表示
1915年から2026年までのダウ工業株30種平均の対数目盛り折れ線グラフ。1,000ドル、10,000ドル、20,000ドル、30,000ドル、40,000ドル、50,000ドルを初めて終値で超えた点を表示
水準初めて終値で超えた日終値表中の一つ前の水準からの年数
5001956年3月12日500.24—
1,0001972年11月14日1,003.1616.7
2,0001987年1月8日2,002.2514.2
3,0001991年4月17日3,004.464.3
5,0001995年11月21日5,023.554.6
10,0001999年3月29日10,006.783.4
15,0002013年5月7日15,056.2014.1
20,0002017年1月25日20,068.513.7
25,0002018年1月4日25,075.130.9
30,0002020年11月24日30,046.242.9
35,0002021年7月23日35,061.550.7
40,0002024年5月17日40,003.592.8
45,0002024年12月4日45,014.040.6
50,0002026年2月6日50,115.671.2

指数が上がるにつれて大台と大台の間隔は短くなります。5,000ドル刻みの一段が、百分率では小さな値動きになるためです。10,000ドルから15,000ドルへは50%の上昇が必要で14年かかりましたが、45,000ドルから50,000ドルへは11%の上昇で済み、14か月で到達しました。表中の14の大台のうち8つは2012年より後に初めて到達したものです。100ドル刻みのすべての水準を含む完全な一覧は、ウィキペディアのダウ終値の節目一覧にあります。上の表の日付はすべて、この一覧と当サイトの日次データの両方と一致しています。

ポイントと百分率:大きなポイント変動が見た目ほど大きくない理由

ダウはドル建てのポイントで表示されるため、百分率では目立たない年でも、最大のポイント変動は最近の年に集中します。年間のポイント上昇幅が最も大きかったのは2021年(+5,731.82ドル、+18.7%)、2025年(+5,519.07ドル、+13.0%)、2019年(+5,210.98ドル、+22.3%)です。ポイント下落幅が最も大きかったのは2008年(−4,488.43ドル、−33.8%)と2022年(−3,191.05ドル、−8.8%)でした。これに対し、百分率で最悪の年だった1931年の下落幅は170.58ドルにすぎません。2026年10月15日までに、ダウは年初から4,114.40ドル、率にして8.6%上昇しました。年どうしを比べるには、メインの表の百分率を見る必要があります。

2026年の途中経過

2026年10月15日の終値で、ダウは52,177.69ドルとなり、2025年末の終値48,063.29ドルから8.6%(4,114.40ドル)上昇しました。2026年2月6日に初めて終値で50,000ドルを超え、2026年8月5日に54,349.12ドルの終値最高値をつけました。これは年初来23回目にあたる最高値更新のひとつで、10月15日時点ではこの最高値を4.0%下回っています。年内の最大下落率は10.0%で、2月10日の50,188.14ドルから3月27日の45,166.64ドルまででした。同じ期間にS&P500は13.1%、ナスダック総合指数は14.9%上昇しています。

年間でプラスとなれば、2026年はダウにとって4年連続の上昇の年になります。それ以前の3年は2023年(+13.7%)、2024年(+12.9%)、2025年(+13.0%)でした。2026年は米国の中間選挙の年でもあります。当サイトの中間選挙の年の分析では1950年以降のすべての中間選挙の年と比べており、S&P500の季節性の分析では残りの月の過去の動きを、サンタクロース・ラリーの全記録では年末の期間を取り上げています。

ダウ平均の過去のリターンの読み方

  1. 算術平均と複利成長。 各年の数値の平均(1915年以降で+8.3%)は、指数を持ち続けた人が実際に得た利回り(+6.3%)を上回ります。損失は同じ幅の上昇では取り戻せません。1929年から1932年までのダウの89.2%の下落を取り戻すには、800%を超える上昇が必要でした。
  2. 起点の年で答えは変わります。 1929年を起点にすると平均は+7.1%に下がり、1950年からなら+8.6%、直近10年の平均は+11.2%です。期間を示さない平均値は不完全です。
  3. これは価格リターンです。 ダウの数値は配当を含みません。配当を含めれば、どの年の数値も上がります。この期間をカバーする配当込みのダウの系列を2つの独立したデータ提供元が公表しているものはないため、ここでは混ぜていません。
  4. インフレは差し引いていません。 すべて名目リターンです。
  5. 指数は30銘柄で株価加重、構成銘柄は入れ替わります。 株価の高い銘柄は、時価総額が大きくても株価の低い企業よりもダウを大きく動かします。また30社の構成は、20銘柄から30銘柄に拡大された1928年以降、何度も見直されてきました。長期の数値が表すのは指数であって、固定された企業群ではありません。

この指数を日々追うには、SimianXのリアルタイム・マルチエージェント分析をダウ連動ETFのDIAで実行でき、Market Pulseは相場を動かすニュースを速報時点で採点します。SimianXの市場史の資料ページはすべて市場史のトピックハブに掲載しており、取引所の休場日は2027年の米国株休場日一覧にまとめています。

よくある質問

ダウ平均の年平均リターンはどのくらいですか?

1915年から2025年まで、ダウの価格リターンは年平均+8.3%、中央値+10.9%、年複利6.3%でした。1950年以降の平均は+8.6%、年複利は7.5%です。直近10年(2016–2025年)の平均は+11.2%でした。いずれも配当を含みません。

ダウ平均が最も上昇した年はいつですか?

1915年で、81.7%上昇しました。次いで1933年(+66.7%)、1928年(+48.2%)、1954年(+44.0%)、1935年(+38.5%)です。1980年以降で最も良かったのは1995年(+33.5%)でした。

ダウ平均が最も下落した年はいつですか?

1931年で、−52.7%でした。次いで2008年(−33.8%)、1930年(−33.8%)、1920年(−32.9%)、1937年(−32.8%)です。高値から安値までの最大の下落は89.2%で、1929年9月3日から1932年7月8日まででした。

ダウ平均が1年で下落する頻度はどのくらいですか?

1915年から2025年までの111の暦年のうち35年(32%)、1950年以降の76年のうち21年(28%)です。20%以上の下落は8年あり、そのうち5年は1917年から1937年の間でした。1950年以降でこれほど下落したのは1974年と2008年だけです。

2026年のダウ平均のリターンは今のところどのくらいですか?

2026年10月15日時点で+8.6%(2025年末の48,063.29ドルに対し52,177.69ドル)、4,114.40ドルの上昇です。終値最高値は2026年8月5日の54,349.12ドルで、ダウは2026年2月6日に初めて終値で50,000ドルを超えました。

ダウが初めて終値で10,000ドル、20,000ドル、30,000ドル、40,000ドル、50,000ドルを超えたのはいつですか?

10,000ドルは1999年3月29日、20,000ドルは2017年1月25日、30,000ドルは2020年11月24日、40,000ドルは2024年5月17日、50,000ドルは2026年2月6日です。初めて終値で1,000ドルを超えたのは1972年11月14日でした。

ダウ平均の成績はS&P500より良いですか、悪いですか?

長期ではやや劣ります。1929年から2025年までの年複利はダウが5.4%、S&P500が6.0%、1972年から2025年まででは7.7%と8.1%です。悪い年の多くではダウの下落のほうが小さく、2022年はダウ−8.8%に対しS&P500は−19.4%でした。

ダウ平均が1929年の大暴落から回復するまでどのくらいかかりましたか?

約25年です。ダウは1929年9月3日に381.17ドルの終値最高値をつけ、1932年7月8日に41.22ドルまで下落し、1954年11月23日に382.74ドルで引けるまで1929年の高値を終値で上回ることはありませんでした。

方法と出典

  • ダウのリターンは、ダウ工業株30種平均(^DJI)の暦年ごとの変化で、年末終値から年末終値までで計算しています。年末は各年の最終取引日です(1952年までは土曜日になることもありました)。日次終値はMeasuringWorthのダウ日次データを使い、1896–2008年の保存されたダウ終値表(automationinformation.com、Internet Archive経由)、CNBCの指数履歴(.DJI、1929年12月以降は日次)、ヤフーファイナンス(^DJI、1992年以降)、セントルイス連銀のFREDのDJIA系列(直近10年)、ウィキペディアのダウ工業株30種平均の記事にある年次表(2020年まで)と照合しました。採用した年末終値はいずれも少なくとも2つのソースで一致し、年間リターンはその年をカバーするすべてのソースで0.1ポイント以内で一致しています。終値の例外は表の下に注記しました。
  • S&P500とナスダックのリターンは、当サイトのS&P500の表(ヤフーファイナンス^GSPC、CNBC .SPXとニューヨーク大学スターン経営大学院の年末水準で照合)とナスダックの表(CNBC .IXIC、ヤフーファイナンスとFRED NASDAQCOMで照合)の価格リターンです。
  • 下落率は、1914年12月12日以降の日次終値をもとに、終値最高値から指数がその最高値を回復するまでの最安終値までで測っています。「高値を回復した日」は以前の高値を初めて終値で上回った日です。大台は各水準以上で初めて引けた日で、ウィキペディアの終値の節目一覧と照合しています。
  • 平均は年間リターンの算術平均、年複利は幾何平均、標準偏差は年間リターンの母標準偏差です。
  • データは2026年10月16日に集計しました。このページは情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。

関連記事

参考リンク

このページを引用

SimianX. (2026年10月16日). ダウ平均 年別騰落率一覧:1915–2026年の全年データ表. https://www.simianx.ai/ja/stories/dow-jones-returns-by-year-every-year-1915-2026-table より取得

このページへのリンクを添えれば、自由に引用できます。メインの表をダウンロード(CSV)

取引を変革する準備はできましたか?

AI駆動の分析を使用してより賢明な投資判断を下している数千人の投資家に参加

本日最多分析 — クリックしてライブコマンドルームへ