米PCEデフレーター(個人消費支出物価指数):最新値と発表日程

米PCEデフレーター(個人消費支出物価指数):最新値と発表日程

2026年8月のPCEは前年比3.4%、コア3.0%、前月比+0.3%。次回発表は2026年10月29日。発表日程、24カ月推移、CPI比較、FRBの2%目標。

2026-10-16
·
26分で読める
マーケットパルス
記事を聴く

最新のPCEインフレ指標、2027年までのBEA発表日程、FRB目標と比べた2年分のデータ

2026年10月更新(2026年9月30日公表の2026年8月分までのデータ)。このページはPCEの発表ごとに更新しています。次回の更新は2026年10月29日の発表後です。

最新のPCEインフレ指標(2026年8月分、2026年9月30日(水)公表): PCE価格指数は前月比0.3%、前年比3.4%の上昇でした。食品とエネルギーを除くコアPCEは前月比0.2%、前年比3.0%の上昇です。FRBの目標は総合PCE指数で2%です。次回のPCE発表: 2026年9月分が2026年10月29日(木)米東部時間午前8時30分に公表されます。FRBの10月28日の政策決定の翌日です。

>

日本時間での次回発表:2026年9月分の米PCEデフレーターは2026年10月29日(木)米東部時間午前8時30分、日本時間同日午後9時30分に発表されます。

このページは、FRBが2%目標の判断に用いるインフレ指標、個人消費支出(PCE)価格指数(PCEデフレーター)を扱うSimianXの常設ページです。米経済分析局(BEA)が毎月「個人所得・支出」統計の中で公表しています。発表のたびにこのページを更新しており、概要ボックス、発表日程、直近24回の発表をまとめた表(各発表日のS&P 500と米国債の値動きを含む)は常にBEAの最新データを反映しています。また、比較表でPCEと消費者物価指数(CPI)の推移を追っています。

最新のPCE:2026年8月分

項目内容
公表日2026年9月30日(水)米東部時間午前8時30分。第2四半期GDPの確定値(第3次推計)と同時公表
PCE価格指数(前年比)3.4%。7月は3.7%(速報時点)
PCE価格指数(前月比)+0.3%(端数処理前0.31%)。7月は+0.1%に改定
コアPCE(前年比)3.0%。7月は3.3%(速報時点)
コアPCE(前月比)+0.2%(端数処理前0.25%)。7月は+0.1%に改定
エネルギー価格前月比+2.3%、前年比+16.8%
食品価格(家庭内消費)前月比横ばい、前年比+1.9%
個人消費支出名目で+0.9%(1,908億ドル)、インフレ調整後で+0.6%
個人所得+0.2%、個人貯蓄率4.1%
年次改定今回の公表で2021年1月までさかのぼってデータを改定(後述)
当日の市場の反応S&P 500 −0.25%、米2年債利回り−1bp、10年債利回り+3bp
次回の発表2026年9月分PCE:2026年10月29日(木)米東部時間午前8時30分(日本時間同日午後9時30分)

8月分の結果が示すもの。 現行データでは、総合PCEインフレ率はエネルギー価格の上昇に伴い2026年初めの2.8%から5月に3.8%(速報時点では4.1%)でピークを付け、その後は鈍化しています。コアPCEは現行データで年初から2.9%〜3.2%の範囲で推移しています。両指標ともFRBの2%目標を1ポイント以上上回っており、これがFRBが9月16日に利上げした理由であり、FRB高官が9月の経済見通しで2026年第4四半期のPCEインフレ率を3.7%、コアPCEインフレ率を3.4%と予想し、2028年に2.1%、2029年に2.0%へ低下すると見込んだ理由でもあります。FRBの決定はFOMC政策金利の決定ページで追っており、SimianXの金利・マクロ関連ページはすべてFRBと金利:SimianXの関連ページ一覧にまとめています。

このページではBEAの公式統計のみを掲載しています。市場予想(コンセンサス)は調査ごとに異なり、BEAが公表するものでもないため、このページには載せていません。

PCE発表スケジュール:2026年の残りと2027年の全日程

PCE価格指数を含む「個人所得・支出」統計は米東部時間午前8時30分に公表され、通常は対象月の翌月の最終週に発表されます。2026年2月以降、毎回GDP推計値と同じ朝に公表されています。BEAの発表予定は次のとおりです。

対象月公表日曜日FRBの政策決定とのタイミング日本時間
2026年9月2026年10月29日木曜日10月28日の決定の1日後午後9時30分
2026年10月2026年11月25日水曜日12月9日の決定の2週間前午後10時30分
2026年11月2026年12月23日水曜日12月9日の決定の2週間後午後10時30分
2026年12月2027年1月28日木曜日1月27日の決定の1日後午後10時30分
2027年1月2027年2月25日木曜日3月17日の決定の3週間前午後10時30分
2027年2月2027年3月31日水曜日4月28日の決定の4週間前午後9時30分
2027年3月2027年4月29日木曜日4月28日の決定の1日後午後9時30分
2027年4月2027年5月27日木曜日6月9日の決定の2週間前午後9時30分
2027年5月2027年6月25日金曜日7月28日の決定の5週間前午後9時30分
2027年6月2027年7月29日木曜日7月28日の決定の1日後午後9時30分
2027年7月2027年8月25日水曜日9月15日の決定の3週間前午後9時30分
2027年8月2027年9月30日木曜日10月27日の決定の4週間前午後9時30分
2027年9月2027年10月28日木曜日10月27日の決定の1日後午後9時30分
2027年10月2027年11月24日水曜日12月8日の決定の2週間前午後10時30分
2027年11月2027年12月22日水曜日12月8日の決定の2週間後午後10時30分

このうち5回は、FRBの政策決定の翌朝の発表です。こうした会合では、委員会は約2週間前に公表された当月のCPIを手にしていますが、PCEの公式値はまだありません。CPIの発表日は米国CPIのページに、FOMCの会合日程と過去の市場の反応はFOMC日程2027ガイドに掲載しています。

直近24回のPCE:インフレ指標と市場の反応

下表は直近24カ月の対象月を新しい順に並べたもので、すべての数値は当月の公表時点の速報値です。前月比は季節調整済みです。市場に関する2列は発表日の終値ベースの前日比で、S&P 500は%、米2年債利回りはベーシスポイント(bp)で示しています。

対象月公表日総合(前月比)総合(前年比)コア(前月比)コア(前年比)当日のS&P 500米2年債利回り
2026年8月2026年9月30日+0.3%3.4%+0.2%3.0%−0.25%−1bp
2026年7月2026年8月26日+0.2%3.7%+0.2%3.3%−0.02%+2bp
2026年6月2026年7月30日−0.1%3.7%+0.1%3.3%+1.66%+1bp
2026年5月2026年6月25日+0.4%4.1%+0.3%3.4%−0.01%−2bp
2026年4月2026年5月28日+0.4%3.8%+0.2%3.3%+0.58%−1bp
2026年3月2026年4月30日+0.7%3.5%+0.3%3.2%+1.02%−4bp
2026年2月2026年4月9日+0.4%2.8%+0.4%3.0%+0.62%−1bp
2026年1月2026年3月13日+0.3%2.8%+0.4%3.1%−0.61%−3bp
2025年12月2026年2月20日+0.4%2.9%+0.4%3.0%+0.69%+1bp
2025年11月2026年1月22日+0.2%2.8%+0.2%2.8%+0.55%+1bp
2025年10月2026年1月22日+0.2%2.7%+0.2%2.7%+0.55%+1bp
2025年9月2025年12月5日+0.3%2.8%+0.2%2.8%+0.19%+4bp
2025年8月2025年9月26日+0.3%2.7%+0.2%2.9%+0.59%−1bp
2025年7月2025年8月29日+0.2%2.6%+0.3%2.9%−0.64%−3bp
2025年6月2025年7月31日+0.3%2.6%+0.3%2.8%−0.37%0bp
2025年5月2025年6月27日+0.1%2.3%+0.2%2.7%+0.52%+3bp
2025年4月2025年5月30日+0.1%2.1%+0.1%2.5%−0.01%−3bp
2025年3月2025年4月30日0.0%2.3%0.0%2.6%+0.15%−5bp
2025年2月2025年3月28日+0.3%2.5%+0.4%2.8%−1.97%−8bp
2025年1月2025年2月28日+0.3%2.5%+0.3%2.6%+1.59%−8bp
2024年12月2025年1月31日+0.3%2.6%+0.2%2.8%−0.50%+4bp
2024年11月2024年12月20日+0.1%2.4%+0.1%2.8%+1.09%−2bp
2024年10月2024年11月27日+0.2%2.3%+0.3%2.8%−0.38%−2bp
2024年9月2024年10月31日+0.2%2.1%+0.3%2.7%−1.86%+1bp

表について2点補足します。まず、2025年10月分と11月分は、2025年の政府閉鎖の影響で2026年1月22日にまとめて公表されました。次に、2026年9月30日の公表にはBEAの年次改定が含まれ、2026年の数値が下方改定されました。2026年5月分は現在3.8%(速報4.1%)、コアは3.2%(速報3.4%)、7月分は現在3.4%、コアは3.0%(速報はそれぞれ3.7%と3.3%)です。下のグラフは改定後の現行データを使っています。

SimianX AI 2021年1月から2026年8月までの総合PCEとコアPCEのインフレ率(前年比)をFRBの2%目標と比較した折れ線グラフ。2022年6月の7.2%のピーク、2022年9月のコアのピーク5.6%、2026年5月の3.8%への上昇を示す
2021年1月から2026年8月までの総合PCEとコアPCEのインフレ率(前年比)をFRBの2%目標と比較した折れ線グラフ。2022年6月の7.2%のピーク、2022年9月のコアのピーク5.6%、2026年5月の3.8%への上昇を示す

PCEとCPI:2つのインフレ指標の違い

労働統計局(BLS)が公表するCPIと、BEAが公表するPCE価格指数は、どちらも消費者物価を測る指標ですが、4つの点で異なります。BEAはこれを算式効果、ウエート効果、対象範囲効果、「その他」の効果に分類しています。

  • 算式。 PCE指数は、消費者が財やサービスの間で購入先を切り替える動きを反映する連鎖型フィッシャー理想指数です。CPIは修正ラスパイレス算式を用いています。
  • ウエート。 住居費のウエートはPCE指数よりCPIのほうがはるかに大きく、CPIでは住居が指数の35.6%(2025年12月)を占めます。両者の差に関するBEAの計算例では、持ち家の帰属家賃がウエート効果の大半を占めています。
  • 対象範囲。 PCE指数は家計による支出と家計のための支出を対象とし、雇用主負担の医療保険やメディケア(Medicare)、メディケイド(Medicaid)による支払いも含みます。CPIは都市部世帯の自己負担支出が対象です。
  • タイミング。 CPIは約2週間早く公表されるため、PCEの数値に対する市場の予想を形作ります。

直近18回分について、両指標を速報値で並べると次のとおりです。

月CPI(前年比)PCE(前年比)差(CPI − PCE)コアCPI(前年比)コアPCE(前年比)差(コア)
2026年8月3.4%3.4%0.02.4%3.0%−0.6
2026年7月3.4%3.7%−0.32.5%3.3%−0.8
2026年6月3.5%3.7%−0.22.6%3.3%−0.7
2026年5月4.2%4.1%+0.12.9%3.4%−0.5
2026年4月3.8%3.8%0.02.8%3.3%−0.5
2026年3月3.3%3.5%−0.22.6%3.2%−0.6
2026年2月2.4%2.8%−0.42.5%3.0%−0.5
2026年1月2.4%2.8%−0.42.5%3.1%−0.6
2025年12月2.7%2.9%−0.22.6%3.0%−0.4
2025年11月2.7%2.8%−0.12.6%2.8%−0.2
2025年10月公表なし2.7%—公表なし2.7%—
2025年9月3.0%2.8%+0.23.0%2.8%+0.2
2025年8月2.9%2.7%+0.23.1%2.9%+0.2
2025年7月2.7%2.6%+0.13.1%2.9%+0.2
2025年6月2.7%2.6%+0.12.9%2.8%+0.1
2025年5月2.4%2.3%+0.12.8%2.7%+0.1
2025年4月2.3%2.1%+0.22.8%2.5%+0.3
2025年3月2.4%2.3%+0.12.8%2.6%+0.2

長期的には、CPIはPCE指数を上回って推移するのが一般的で、2025年9月まではその傾向が続いていました。2025年11月以降、コアインフレではこの関係が逆転し、コアPCEがコアCPIを0.2〜0.8ポイント上回っています。一方、総合の差は小さくなっています。BEAの調整表(NIPA表9.1U)は、毎月の差を上記の4つの効果に分解しています。2025年10月分のCPIデータは収集されなかったため、BEAは通常CPIから取り込む10月の価格を補完推計しました。その経緯は2026年1月22日の公表資料で説明されています。

SimianX AI 2021年1月から2026年8月までのCPIとPCEのインフレ率を比較した2画面の折れ線グラフ。左が総合、右がコアで、2025年終盤以降コアPCEがコアCPIを上回っていることを示す
2021年1月から2026年8月までのCPIとPCEのインフレ率を比較した2画面の折れ線グラフ。左が総合、右がコアで、2025年終盤以降コアPCEがコアCPIを上回っていることを示す

FRBの2%目標とPCEの現在地

米連邦公開市場委員会(FOMC)は、物価の安定を、PCE価格指数の前年比で測った長期的なインフレ率2%と定義しています。この目標は2012年1月に初めて採用され、「長期目標と金融政策戦略に関する声明」で再確認されています。FRB自身による説明はFRBが2%のインフレ率を目指す理由のページにあります。

  • 目標との差。 2026年8月時点で、総合PCEは2%を1.4ポイント、コアPCEは1.0ポイント上回っています。
  • 最後に目標水準だった時期。 現行データでは、総合とコアのPCEインフレ率が最後に2.0%以下だったのは2021年2月です。
  • FRBの見通し。 2026年9月の経済見通し(SEP)では、PCEインフレ率の中央値を2026年3.7%、2027年2.3%、2028年2.1%、2029年2.0%、コアPCEをそれぞれ3.4%、2.5%、2.2%、2.0%としています。
  • 政策対応。 FRBは2026年9月16日、フェデラルファンド金利を25ベーシスポイント引き上げ、3.75%〜4.00%としました。過去のインフレへの対応は、1983年以降のFRB利上げ局面全記録と1980年以降のFRB利下げサイクル全史の各リファレンスページで比較できます。

ダラス連銀(Dallas Fed)のトリム平均PCEインフレ率など、PCEをもとにした他の指標は、食品とエネルギーを除く代わりに、毎月最も極端な価格変動を取り除いています。

PCE発表日に株式と債券はどう動くか

表にある23回の発表日のうち、S&P 500は12回上昇、11回下落し、変動幅は上下いずれの方向でも平均0.69%でした。これは2024年10月から2026年10月までのその他すべての取引日の平均0.67%とほぼ同じです。米2年債利回りの変動はPCE発表日で平均2.7ベーシスポイントと、その他の日の平均3.9ベーシスポイントを下回りました。ほぼ同じ期間で比べると、CPI発表日は4.5ベーシスポイント、雇用統計発表日は7.1ベーシスポイントです。BEAはPCE指数の多くを、その月の早い時期に公表されるCPIや生産者物価の構成項目から作成しています。

株価が1%以上動いた発表日は6回ありました。

  • 2025年3月28日(−1.97%)。 2025年2月分のコアPCEが0.4%上昇し、米2年債利回りは8ベーシスポイント低下しました。
  • 2024年10月31日(−1.86%)。 前月比で総合0.2%、コア0.3%の上昇でした。
  • 2026年7月30日(+1.66%)。 エネルギー価格が5.8%下落し、2026年6月分のPCE指数は0.1%低下しました。表の中で前月比がマイナスになった唯一の月です。この発表は第2四半期GDPの速報値と同時でした。
  • 2025年2月28日(+1.59%)。 総合、コアともに0.3%上昇し、米2年債利回りは8ベーシスポイント低下しました。
  • 2024年12月20日(+1.09%)。 総合、コアともに0.1%上昇しました。FRBの2024年12月18日の政策決定の2日後です。
  • 2026年4月30日(+1.02%)。 エネルギー価格が前月比11.5%上昇(現行データ)し、2026年3月分の総合は0.7%上昇しました。この発表は第1四半期GDPの速報値と同時でした。

コアが0.4%だった4日間では、S&P 500は2日下落し、2日上昇しました。2026年の発表はすべてGDP推計値と同じ朝に行われているため、PCE発表日の値動きがPCEの数値だけを反映していることはまれです。暗号資産については米CPIと暗号資産の解説をご覧ください。

SimianX AI 2024年10月から2026年9月までの各PCE発表日におけるS&P 500の騰落率を示す棒グラフ。速報時点のコアPCE前月比で色分け
2024年10月から2026年9月までの各PCE発表日におけるS&P 500の騰落率を示す棒グラフ。速報時点のコアPCE前月比で色分け

2025年の政府閉鎖によるPCE発表の遅れ

2025年10月1日から11月12日までの連邦予算の失効により、6回分の「個人所得・支出」統計の公表が延期されました。

対象月当初の予定日実際の公表日
2025年9月2025年10月31日2025年12月5日
2025年10月2025年11月26日2026年1月22日(11月分と同時)
2025年11月2025年12月19日2026年1月22日(10月分と同時)
2025年12月2026年1月29日2026年2月20日
2026年1月2026年2月26日2026年3月13日
2026年2月2026年3月27日2026年4月9日

2026年4月30日の2026年3月分の公表で、日程は通常に戻りました。各回の遅れは、その月のBEA公表資料に記載されています。

PCEの読み方

  1. 総合とコア。 総合PCEはFRBが目標とする指標です。コアPCEは食品とエネルギーを除いてトレンドを示すもので、BEAはコアPCEに関するFAQページで定義を示しています。
  2. 前月比と前年比。 公表される前月比と前年比は、いずれも季節調整済みのデータに基づいています。前月比0.2%の上昇が続けば年率で約2.4%になり、前月比約0.17%なら複利でおよそ2%になります。
  3. 端数処理前の数値。 BEAは小数点以下1桁に丸めて公表します。市場は指数の水準から小数点以下2桁目を計算しており、2026年8月分は総合0.31%、コア0.25%でした。
  4. 支出と所得。 同じ公表資料では、経済の需要面を示す個人消費支出(2026年8月は+0.9%)と貯蓄率(4.1%)も公表されます。
  5. 改定。 毎回の公表で過去数カ月分が改定され、年1回の年次改定(2026年は9月30日)では数年分のデータが改定されることがあります。
  6. リアルタイムの推計。 クリーブランド連銀(Cleveland Fed)のインフレ・ナウキャスティング(Inflation Nowcasting)ページでは、当月のPCEインフレ率の推計値を毎日公表しています。

このページの更新方法

このページの更新方法:PCEの発表ごとに更新。 発表日には、米東部時間午前8時30分の公表後に「最新のPCE」ボックスを更新し、直近24回の表に新しい月を加え(最も古い月を削除し)、PCEとCPIの比較表を延長し、引け時点のS&P 500と米2年債の値動きを記録し、次回の発表日を繰り越します。年次改定の後は改定内容を記載し、BEAが翌年の日程を公表した時点で発表日程を延長します。最終更新:2026年10月16日。 次回の更新は10月29日の2026年9月分の発表後です。

SimianXで次回のPCEを追う

現在、PCEの発表日はGDP推計値が同じ時刻に公表されるため、市場の初期反応にはインフレと成長の両方のニュースが混ざります。SimianXのMarket Pulseは、ニュースが出た時点で見出しをランク付けし、Live Command Roomは、市場全体でもJPMのような金利に敏感な銘柄でも、あらゆるティッカーにAIエージェントのチームをリアルタイムで割り当てます。雇用統計については、常に最新の米雇用統計(非農業部門雇用者数):最新結果と発表日程・推移のページで扱っています。プランは無料から。

よくある質問

次回のPCEの発表はいつですか?

2026年9月分のPCEは、2026年10月29日(木)米東部時間午前8時30分に公表されます。続いて2026年10月分が2026年11月25日(水)、2026年11月分が2026年12月23日(水)に公表されます。

最新のPCEインフレ率は?

2026年9月30日のBEAの公表によると、2026年8月までの12カ月間でPCE価格指数は3.4%上昇しました。コアPCEインフレ率は3.0%でした。

コアPCEとは何ですか?

コアPCEは、天候や原油市場によって価格が大きく変動する食品とエネルギーを除いた個人消費支出価格指数です。インフレの基調的なトレンドを判断するために使われます。2026年8月までの12カ月間で3.0%上昇しました。

PCEとCPIの違いは何ですか?

どちらも消費者物価を測る指標です。BEAのPCE指数は、雇用主や政府のプログラムが家計に代わって支払う分を含め、より幅広い支出を対象とし、住居費のウエートが小さく、消費者が財やサービスの間で購入先を切り替える動きを反映する算式を用いています。BLSのCPIは都市部世帯の自己負担支出を対象とし、約2週間早く公表されます。

FRBがCPIではなくPCEを使うのはなぜですか?

FRBは2%のインフレ目標をPCE価格指数で定義しています。2012年1月に目標を採用して以来、この方法で測っています。PCE指数はCPIより家計支出を幅広くカバーしており、支出パターンの変化に応じてウエートが調整されます。

PCEは何時に発表されますか?

BEAは、PCE価格指数を含む「個人所得・支出」統計を米東部時間午前8時30分に公表します。2026年2月以降は、GDP推計値と同じ朝に公表されています。日本時間では、米国が標準時の期間(11月上旬〜3月中旬)は午後10時30分、米国の夏時間(3月中旬〜11月上旬)は午後9時30分です。

現在、PCEはCPIより高いですか?

コアインフレについては、そのとおりです。2026年8月はコアPCEが3.0%、コアCPIが2.4%でした。総合PCEと総合CPIはいずれも3.4%でした。2025年終盤より前は、通常CPIのほうが高めでした。

株式市場はPCEに反応しますか?

CPIや雇用統計ほどではありません。直近23回のPCE発表日では、S&P 500の変動は平均0.69%とその他の日とほぼ同じで、米2年債利回りの変動は平均2.7ベーシスポイントでした。

方法とデータの出所

  • PCEの数値は、BEAの毎月の「個人所得・支出」統計から、対象月の速報値を用いています。すべての速報値を、FREDで公開されているBEAの現行の指数水準(系列PCEPIとPCEPILFE)と照合しました。差異はその後のBEAによる改定、主に2026年9月30日の年次改定を反映したものです。エネルギーと食品の価格変化は、FREDの系列DNRGRG3M086SBEAとDFXARG3M086SBEAから算出しています。
  • 公表日は、BEAの各回の公表資料と2026年・2027年のBEA発表予定によります。FOMCの日程はFRBの会合カレンダーによります。
  • 比較表のCPIの数値は、BLSの各回のCPI公表で最初に発表された前年比で、当サイトのCPIページの掲載値と同じです。CPIのウエートはBLSの2025年12月の相対的重要度です。
  • S&P 500の変化は、Yahoo Financeの発表日の終値ベースの前日比で、CNBCの指数履歴とFREDで照合しました。すべての発表日で3つのデータが一致しました。「その他の取引日」は2024年10月から2026年10月15日までで、発表日を除きます。
  • 米国債利回りは米財務省の日次パー利回りの前営業日比で、CNBCの2年債利回り履歴と照合しました(23回の発表日のうち22回で方向が一致。2026年7月30日は2つのデータで+1bpと−0.7bp)。データは2026年10月16日に集計しました。このページは情報提供のみを目的としたもので、投資助言ではありません。

関連記事

参考リンク

取引を変革する準備はできましたか?

AI駆動の分析を使用してより賢明な投資判断を下している数千人の投資家に参加

本日最多分析 — クリックしてライブコマンドルームへ